新撰 芸能人物事典 明治~平成 「宮田常蔵」の解説
宮田 常蔵
ミヤタ ツネゾウ
- 職業
- 能楽師 野草研究家 俳人
- 別名
- 俳号=宮田 思洋,画号=宮田 紫陽
- 生年月日
- 明治34年 9月14日
- 出生地
- 滋賀県 彦根市
- 経歴
- 16歳の春にコック見習いとなり、5年後に東京に出て洋食店のコックに。昭和12年ふる里に帰ってレストランを開店。大正14年から能楽の修業を始め、金春流太鼓、幸流小鼓、葛野流大鼓などを研鑽。昭和22年片山家に入門し、23年師範に。28年彦根薪能を興し、22回続ける。俳人でもあり、東京で高浜虚子に師事、京都観世句会を育てた。野草研究のほか、史実に明るく著書に「彦根城とその附近」「伝説の彦根」などがある。
- 受賞
- 彦根市功労者賞〔昭和48年〕
- 没年月日
- 昭和59年 10月23日 (1984年)
- 家族
- 二男=実川 紀(能楽師)
出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報