宮闈(読み)キュウイ

デジタル大辞泉 「宮闈」の意味・読み・例文・類語

きゅう‐い〔‐ヰ〕【宮×闈】

宮中后妃居所
きさきと申すは、位を―に正しくして」〈古活字本保元・下〉

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精選版 日本国語大辞典 「宮闈」の意味・読み・例文・類語

きゅう‐い‥ヰ【宮闈・宮囲】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「闈」は宮中の小門 ) 宮中の奥殿。后妃の居所。また、そこに住む女性後宮(こうきゅう)
    1. [初出の実例]「宮闈修内礼、春事記躬桑」(出典菅家文草(900頃)一・賦得躬桑)
    2. 「后と申すは、位を宮囲に正しくして、体を君主に等しくす」(出典:保元物語(1220頃か)下)
    3. [その他の文献]〔後漢書‐宦者伝・序〕

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