宴の座(読み)エンノザ

デジタル大辞泉 「宴の座」の意味・読み・例文・類語

えん‐の‐ざ【宴の座】

朝廷節会せちえ大饗たいきょうなどのときの、改まった正式酒宴管弦歌舞を伴うくつろいだ穏座おんざに対し、ここでは杯をやりとりするにとどめた。宴座

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精選版 日本国語大辞典 「宴の座」の意味・読み・例文・類語

えん‐の‐ざ【宴座・宴坐・燕坐】

  1. 〘 名詞 〙 朝廷の節会、臣下の大饗の時などの酒宴の座。正式の献酬をさし、その後、席を改めてからくつろいで歓談、飲食する穏座(おんざ)が引き続いて行なわれた。⇔穏座
    1. [初出の実例]「次大臣已下史已上謝座着宴座」(出典延喜式(927)一一)

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