家原遺跡
えばらいせき
揖保川の上流右岸にあって、その一支流公文川との合流点を見下ろす標高二八五―二九〇メートルの家原台地に立地する。付近からの比高は約一三メートル程度で、遺跡の範囲は台地上の五万四〇〇〇平方メートルに及んでいる。眼下には「播磨国風土記」宍禾郡の条にみえる御方里の中心部を望む。縄文時代から中世にわたる集落跡。平成四年(一九九二)から同五年にかけて初めて発掘調査が実施され、同七年に遺跡整備に伴って一部の調査が追加された。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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