日本歴史地名大系 「家奥村」の解説 家奥村いえおくむら 鳥取県:八頭郡用瀬町家奥村[現在地名]用瀬町家奥古用瀬(ふるもちがせ)村の南、千代川の西岸に位置する。イエノオクともよんだ。拝領高は一〇八石余。本免五ツ四分。紙漉が盛んで藩に納めていたが、寛永一五年(一六三八)一〇月、納入値段が一束につき米一升増となり、大幅広は米六斗四升、御教書は米二斗五升、幅広は米五斗四升、小杉原は米一斗七升、奉書は米三斗九升と改定され(在方御定)、享保一三年(一七二八)にも一割増となった(在方諸事控)。同年当村弥市郎は新規に誂奉書四〇束・幅広四〇束を納入するよう命じられている(同書)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by