宸襟(読み)シンキン

デジタル大辞泉 「宸襟」の意味・読み・例文・類語

しん‐きん【×宸襟】

天子の心。「宸襟を安んじる」

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精選版 日本国語大辞典 「宸襟」の意味・読み・例文・類語

しん‐きん【宸襟】

  1. 〘 名詞 〙 天子の御心。おおみこころ。
    1. [初出の実例]「然而顧先緒之未一レ遂、切堂搆於宸襟」(出典類聚三代格‐一・弘仁格式序(820))
    2. 「平氏宸襟を悩まし、仏法をほろぼす間」(出典:平家物語(13C前)七)
    3. [その他の文献]〔何遜‐九日侍宴楽遊苑詩〕

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普及版 字通 「宸襟」の読み・字形・画数・意味

【宸襟】しんきん

み心。宸念。唐・李商隠〔思賢頓(望賢宮)〕詩 胥(くわしよ)(夢の中の理想国)のを見ず しく聞く、下(登徒子好色の賦と、楊貴妃をさす) 宸襟、他日の玄宗、かつてここに宿す) 賢の西

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