精選版 日本国語大辞典 「宿世結」の意味・読み・例文・類語 すくせ‐むすび【宿世結】 〘 名詞 〙 多くの男女の名を一名ずつ書いた紙をひねり、男女一本ずつ結び合わせて、偶然の組み合わせを作るうらない遊戯。遊女などがよくした。えんむすび。宿世結〈守貞漫稿〉[初出の実例]「宿世結・宿世焼〈略〉指抓等。是尤雖二不難之振舞一。尚費レ力摧レ肝之体也」(出典:異制庭訓往来(14C中))「宿世(スグセ)結びの所為(わざ)くれに、お前と二人結ばれし」(出典:人情本・軒並娘八丈(1824)四) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例