宿世結(読み)すくせむすび

精選版 日本国語大辞典 「宿世結」の意味・読み・例文・類語

すくせ‐むすび【宿世結】

  1. 〘 名詞 〙 多く男女の名を一名ずつ書いた紙をひねり、男女一本ずつ結び合わせて、偶然の組み合わせを作るうらない遊戯遊女などがよくした。えんむすび。
    1. 宿世結〈守貞漫稿〉
      宿世結〈守貞漫稿〉
    2. [初出の実例]「宿世結・宿世焼〈略〉指抓等。是尤雖不難之振舞。尚費力摧肝之体也」(出典異制庭訓往来(14C中))
    3. 「宿世(スグセ)結びの所為(わざ)くれに、お前と二人結ばれし」(出典:人情本・軒並娘八丈(1824)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む