宿世結(読み)すくせむすび

精選版 日本国語大辞典 「宿世結」の意味・読み・例文・類語

すくせ‐むすび【宿世結】

  1. 〘 名詞 〙 多く男女の名を一名ずつ書いた紙をひねり、男女一本ずつ結び合わせて、偶然の組み合わせを作るうらない遊戯遊女などがよくした。えんむすび。
    1. 宿世結〈守貞漫稿〉
      宿世結〈守貞漫稿〉
    2. [初出の実例]「宿世結・宿世焼〈略〉指抓等。是尤雖不難之振舞。尚費力摧肝之体也」(出典異制庭訓往来(14C中))
    3. 「宿世(スグセ)結びの所為(わざ)くれに、お前と二人結ばれし」(出典:人情本・軒並娘八丈(1824)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む