最新 地学事典 「密度汎関数理論」の解説
みつどはんかんすうりろん
密度汎関数理論
Density Function Theory
1998年のノーベル化学賞の対象となった理論。ピエール・ホーエンベルグとヴァルター・コーンは,1964年に2つの定理を提唱し,物質(多電子系)の基底状態のエネルギーは,電子密度の汎関数として一意的に決まること,基底状態を実現する電子密度分布は,そのエネルギーを最小にすることを示した。この第一原理計算の根本をなす理論のこと。参考文献:P. C. Hohenberg et al. (1964) Phys. Rev. Vol. 136: B864
執筆者:栗林 貴弘
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

