デジタル大辞泉 「コーン」の意味・読み・例文・類語
コーン(cone)
1 ソフトアイスクリームなどを盛る円錐形のウエハース。アイスクリームコーン。
2 スピーカーの円錐形の振動板。多く紙製。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
アメリカの理論物理学者。1923年オーストリアのウィーンでユダヤ人の中流家庭に生まれる。両親をナチスによるユダヤ人迫害により失う。イギリス、カナダで疎開生活を送り、トロント大学に入学。1944~1945年カナダ軍に加わり、1945年トロント大学を卒業。ハーバード大学に進学し物理学を専攻、1948年に博士号を取得後、カナダに帰化。1950年ピッツバーグのカーネギー工科大学(現、カーネギー・メロン大学)教授。1957年アメリカに帰化し、1960年カリフォルニア大学サン・ディエゴ校教授。1979年よりカリフォルニア大学サンタ・バーバラ校理論物理研究所長、1984年同大学教授となる。
固相物理や多体問題の研究などを経て、1960年代に密度汎関数理論(みつどはんかんすうりろん)を開発した。それまでは分子の量子化学的な構造、性質を知るためには莫大な量の計算が必要であったが、分子中の電子の密度を関数とみなすことで、そのエネルギー状態をより実用的に計算できるようにした。この功績により、1998年のノーベル化学賞を受賞した。なお、量子化学における計算プログラムを開発したJ・ポープルとの同時受賞であった。
[馬場錬成]
歴史家。チェコの首都プラハに生まれる。とくにナショナリズムの運動や理論の研究者として著名。20世紀前半のチェコスロバキアが多年にわたってドイツとの民族闘争を行っていたことが、大学時代の彼にナショナリズムに対する関心を抱かせた。第一次世界大戦に従軍し、シベリアで一時期捕虜生活を送った際にロシアの社会、文明、民族問題に接する。1925年にエルサレムへ行き中東、西アジアのナショナリズム運動を研究、34年にスミス・カレッジのヨーロッパ近代史の教授となり、62年ニューヨーク市立大学の教授を退任後も、ヨーロッパ、アメリカの各地で教鞭(きょうべん)をとりながら研究を続けた。彼は、近代思想の二つの柱ともいうべき自由主義とナショナリズムの観点から、多民族国家を比較し、貴重な研究を多数残している。著に『ナショナリズムの思想』(1944)をはじめ、『預言者と民衆――19世紀ナショナリズムの研究』(1946)、『現代ロシアの精神』(1955)、『ドイツの精神』(1961)、『ハプスブルク帝国、1804―1918年』(1961)、『絶対主義と民主主義、1814―1852年』(1965)などがある。
[田中 浩]
『長谷川松治訳『民族的使命――ヨーロッパ・ナショナリズム論考』(1953・みすず書房)』▽『稲野強他訳『ハプスブルク帝国史入門』(1982・恒文社)』
ドイツの哲学者、心理学者。ゲルリッツで生まれ、1901年以降フライブルク大学教授を務めたが、1933年イギリスに亡命し、バーミンガムにて没した。バーデン(西南ドイツ)学派の代表者の一人として、世界が客観的、合理的体系ではなく、思考と行為の媒介を通じて形成されるとみる、批判的弁証法の立場を主張する。こうして世界の諸価値についての哲学、『価値学』Wertwissenschaft(1932)を提唱した。一方で実験心理学者として、色彩と感情との相関を分析し、これに基づいて『一般美学』Allgemeine Ästhetik(1901)なども著した。
[西村清和]
インドの大叙事詩《ラーマーヤナ》のタイ版《ラーマキエン》を演じるタイの伝統芸術で,仮面舞踊黙劇。もとは屋外でおもに戦争場面を演じたが,国王の庇護の下に舞台芸術として発達した。夜叉軍と猿軍を演ずる者は各役に定まった仮面を,神々や王族を演ずる者は頂のとがった冠をかぶり,タイ式奏楽と弁士の口説や歌唱に符節を合わせ無言で所作し,喜怒哀楽の情もすべて身体の動きで表現する。衣装は豪華けんらん,踊りにはアクロバット的要素も多く,舞台背景には古典画の手法が用いられ,口説および歌詩にはラーイおよびカープ形式の韻文が用いられる。仮面や王冠の数は100以上に及ぶ。多くの人員と多年の訓練を要するので,国費によって伝統が継承され,ときおり部分的に上演される。
執筆者:冨田 竹二郎
ドイツの哲学者。フライブルク大学教授をつとめてのちイギリスで没した。新カント学派に属して厳しい心理主義批判を果たし,美学では,これは価値学であり心的現象の事実学ではないとして規範的美学を成立させた。認識論,価値論,文化論の著作があり,後年には世界全体の認識に要する批判的弁証法を説いた。主著に《一般美学》(1901),《認識の前提と目標》(1908),《弁証法の理論》(1923),《価値論》(1932-33)などがある。
執筆者:細井 雄介
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
ウィーン生まれのアメリカの物理学者.ユダヤ系なので1939年ナチスを逃れイギリスに渡るが,戦争がはじまると敵性外国人としてドイツ人収容所に入れられ,さらにカナダに送られた.1942年収容所から出た後,トロント大学で物理学と数学を学び,ハーバード大学に移り,1948年散乱理論で学位を取得.1950年代にカーネギー工科大学(現カーネギーメロン大学)で固体のバンド理論の研究をはじめ,1960年カリフォルニア大学サンジエゴ校の教授となる.相互作用する電子系の電子密度に対する外部ポテンシャルが一意的に決まり,基底状態のエネルギーが電子密度に対して変分的に求められるというHohenberg-Kohnの定理を1964年に発表した.さらに翌年,電子密度を与える一電子波動関数を計算するKohn-Sham方程式を導き,密度はん関数法の基礎を築いた.この業績により,1998年J.A. Pople(ポープル)とともにノーベル化学賞を受賞.二人の受賞は,計算化学が化学において市民権を得たことを象徴するものとして一般に受けとられた.
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報
…(1)ピン・ペアト編成(タイの器楽合奏ピー・パートに当たる)は宗教儀式や《ラーマーヤナ》などの古典芸能に用いられるアンサンブルである。今日では,名前の由来する弦楽器(ピンはインドの撥弦楽器ビーナー,ペアトは広く楽器を意味する)は用いず,ロネアトroneat(舟形の木琴,箱形の竹琴など)やコーンkong(大きさの異なる壺形のゴングを円形に組み合わせたもの)などの旋律打楽器を中心に,スラライsralay(ダブル・リードの縦笛)とサンポsampo(樽形の両面鼓),スコールskor(樽形の鋲打ち太鼓),チンching(小型の肉厚シンバル)などのリズム打楽器を配したもので編成される。(2)モホリ(タイの器楽合奏マホーリーに相当)はピン・ペアトに比し,ポピュラーなアンサンブルで,古典舞踊や演劇の伴奏のほかに,結婚式や宴会などで用いられる。…
…
[品種]
トウモロコシは,その粒の形状や胚乳の質に基づいて以下の8変種の品種群に区分される。馬歯種var.indentata Sturt.(イラスト)はデントコーンdent cornとも呼ばれ,果粒の側面が硬質,中央先端部が軟質で,成熟すると頂部がくぼむ。草丈は4mほどになり,子実収量が高い。…
※「コーン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の 12月中 (12月後半) のことで,太陽の黄経が 300°に達した日 (太陽暦の1月 20日か 21日) から立春 (2月4日か5日) の前日までの約 15日間で...
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