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密庵咸傑 みったんかんけつMi-an-xian-jie

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

密庵咸傑
みったんかんけつ
Mi-an-xian-jie

[生]重和1(1118)
[没]淳煕13(1186)
中国,南宋の臨済宗揚岐派の高僧。福州福清県 (福建省) の人。応庵曇華の法嗣。径山 (きんざん) 万寿寺,霊隠寺などの諸大寺に住し,晩年,四明天竜山に隠退して没した。璋禅人に与えた法語の『密庵咸傑墨跡』 (国宝) が日本に将来され,京都,大徳寺竜光院に伝わる。この掛幅のために,その茶室密庵席に密庵床が設けられたといわれる。

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世界大百科事典内の密庵咸傑の言及

【臨済宗】より

…臨済宗は宋代の士大夫(したいふ)階層の支持を得てしだいに隆盛におもむき,初め黄竜派が発展したが,のち楊岐派がこれに代わった。特に大慧宗杲(だいえそうこう)は公案による参禅工夫の禅風を完成し,虎丘紹隆(くきゆうじようりゆう)の門流密庵咸傑(みつたんかんけつ)は,松源崇岳(しようげんすうがく),破庵祖先(ほあんそせん)など多数の逸材を養成し,松源派,破庵派などの大門派を形成し,楊岐派の基礎を固めた。 日本に初めて本格的な臨済禅をもたらした栄西は,虚庵懐敞(こあんえじよう)に嗣法して黄竜派の臨済禅をもち帰った。…

※「密庵咸傑」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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