元永(読み)ゲンエイ

関連語 ほうあん

日本の元号がわかる事典 「元永」の解説

げんえい【元永】

日本の元号(年号)。平安時代の1118年から1120年まで、鳥羽(とば)天皇の代の元号。前元号は永久(えいきゅう)。次元号は保安(ほうあん)。1118年(永久6年)4月3日改元。天変・疾疫疫病の流行)の凶兆・凶事を断ち切るために行われた(災異改元)。永久年間(1113~1117年)に引き続き、都では寺僧による強訴延暦(えんりゃく)寺、興福(こうふく)寺、園城(おんじょう)寺などの僧兵が互いに激しく争う状況が続いていた。

出典 講談社日本の元号がわかる事典について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む