寇讐(読み)コウシュウ

デジタル大辞泉 「寇讐」の意味・読み・例文・類語

こう‐しゅう〔‐シウ〕【××讐】

敵。かたき。
烈士扼腕空しく―の手に委し」〈東海散士佳人之奇遇

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「寇讐」の意味・読み・例文・類語

こう‐しゅう‥シウ【寇讐】

  1. 〘 名詞 〙 あだ。かたき。
    1. [初出の実例]「貴方科(とが)無く刑罰に向はせ給ひし時、陳謝に言(ことば)無くして寇讐(コウシュウ)に恨み有りし事」(出典太平記(14C後)三八)
    2. [その他の文献]〔孟子‐離婁・下〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「寇讐」の読み・字形・画数・意味

【寇讐】こうしゆう(しう)

あだ。かたき。〔孟子、離婁下〕君の臣をること土(どかい)の如くならば、則ち臣の君をること寇讐の如くならん。

字通「寇」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android