



中に人のある形。元は結髪している人。元服を冠という。冠は虜囚を
に献じ、これに攴を加える形。〔説文〕三下に「暴なり」とあり、寇乱の意とするものであろうが、
中で虜囚を
(う)ち、敵に呪祝を加える意の字であろう。春秋期に、楚では司寇を司敗といったが、敗は
(ほう)(法)の意で、寇にも法と同じく糾察の意があったようである。金文の〔
鼎(こつてい)〕に農作物を「寇(と)る」ことを訴える記述があり、そのような行為を寇という。外よりするものであるから外寇といい、外寇に対する呪祝を寇といった。字はまた俗に
に作る。
立〕寇 ムラヌスビト・アダ・ミダル・アタル・アタム・イクサ・オビヤカス
▶・寇劫▶・寇昏▶・寇残▶・寇讐▶・寇戎▶・寇抄▶・寇鈔▶・寇擾▶・寇攘▶・寇心▶・寇窃▶・寇戦▶・寇阻▶・寇賊▶・寇敵▶・寇偸▶・寇盗▶・寇難▶・寇入▶・寇
▶・寇剽▶・寇兵▶・寇報▶・寇暴▶・寇没▶・寇乱▶・寇掠▶・寇略▶・寇虜▶出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...