陳謝(読み)チンシャ

デジタル大辞泉 「陳謝」の意味・読み・例文・類語

ちん‐しゃ【陳謝】

[名](スル)事情を述べてわびること。「不祥事を深く陳謝する」
[類語]謝る謝するわびわび言平謝りわびる謝罪多謝恐縮有り難いかたじけないうれしいもったいないおそれ多い幸甚恐懼きょうく恐れ入る痛み入る心苦しい身に余る過分かしこまる畏れる謹むしゃちほこばる固くなる縮こまる小さくなるまじめ腐る身の縮む思い畏怖

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精選版 日本国語大辞典 「陳謝」の意味・読み・例文・類語

ちん‐しゃ【陳謝】

  1. 〘 名詞 〙 ( 古く「ちんじゃ」とも ) 事情を述べてわびること。
    1. [初出の実例]「本自不異心之条、以去年度々功、定思食知歟之由、陳謝及再三之上」(出典吾妻鏡‐養和元年(1181)三月七日)
    2. 「則竹沢が所帯を没収して、其身を追出されけり。竹沢一言の陳謝(チンジャ)にも及ばず」(出典:太平記(14C後)三三)
    3. [その他の文献]〔隋書‐梁睿伝〕

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普及版 字通 「陳謝」の読み・字形・画数・意味

【陳謝】ちんしや

あやまる。

字通「陳」の項目を見る

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