富実(読み)フジツ

デジタル大辞泉 「富実」の意味・読み・例文・類語

ふ‐じつ【富実】

豊かで充実していること。
「国の―日に似て欠乏に就き」〈西周明六雑誌一二〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「富実」の意味・読み・例文・類語

ふ‐じつ【富実】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 豊かで内容のあること。財物が十分に満ち足りること。また、そのさま。ふうじつ。
    1. [初出の実例]「其説に拠れば人は家法を節して富を致す可きが故に之を大にして一国に施すときは亦以て一国の富実を成す可しと言へり」(出典:西洋事情(1866‐70)〈福沢諭吉〉外)
    2. [その他の文献]〔漢書‐循吏伝・龔遂〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「富実」の読み・字形・画数・意味

【富実】ふじつ

富贍

字通「富」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

スキマバイト

働き手が自分の働きたい時間に合わせて短時間・単発の仕事に就くこと。「スポットワーク」とも呼ばれる。単発の仕事を請け負う働き方「ギグワーク」のうち、雇用契約を結んで働く形態を指す場合が多い。働き手と企...

スキマバイトの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android