ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「富山県立自然公園」の意味・わかりやすい解説 富山県立自然公園とみさんけんりつしぜんこうえん 千葉県南西部,房総丘陵西端に位置する富山 (349m) と伊予ヶ岳 (337m) を中心とする自然公園。面積 4.91km2。 1951年指定。シイ,カシ,タブノキ,ツバキ,ニッケイなどのほか,60種を数えるシダ植物が繁茂。登山路にはクロマツの並木が続き,山頂は美林でおおわれる。浦賀水道や房総の山々の展望がよい。僧行基にまつわる観音堂と『南総里見八犬伝』で有名な伏姫と八房 (やつふさ) の隠れ穴もある。山麓一帯では花卉の促成栽培が盛ん。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by