富永正翼(読み)とみなが まさしげ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「富永正翼」の解説

富永正翼 とみなが-まさしげ

1698-1771 江戸時代中期の儒者,医師。
元禄(げんろく)11年生まれ。大和(奈良県)郡山(こおりやま)藩主柳沢家の侍医詩文をよくし,白話にも通じた。服部南郭(なんかく)らと交流があった。明和8年11月26日死去。74歳。没年には明和3年説もある。名は別に正美。字(あざな)は君巌。号は長南,玄東。著作に「逍遥楼(しょうようろう)文集」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む