富竹新田(読み)とみたけしんでん

日本歴史地名大系 「富竹新田」の解説

富竹新田
とみたけしんでん

[現在地名]竜王町富竹新田

竜王村の東に位置し、北は大下条おおしもじよう(現敷島町)。元来は釜無川・荒川の旧河道であったが、寛永年間(一六二四―四四)に平岡和由が釜無川から用水路を開き新田開発を行った。寛永一六年・慶安五年(一六五二)の新田開発に伴う諸役免許証文があり、村内には富竹村竜王下河原りゆうおうしもがわら(現甲府市)の神仏田畑が入交じっていた(甲斐国志)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android