普及版 字通 「ギョウ」の読み・字形・画数・意味
18画
[説文解字]
[字形] 形声
声符は禺(ぐ)。禺に(ぎよう)の声がある。禺は〔説文〕九上に「母猴の屬なり。頭は鬼に似たり」とするが、その下部は虫の形。は頭の大きな蛇形のもの。その首をもたげるさまを然という。〔説文〕九上に「大頭なり」とあり、人の威厳あるさまを若、またのようにいう。
[訓義]
1. 大きな頭、大きい。
2. 威厳のあるさま、立派なさま、つつしむさま、おだやかなさま。
3. あおぐ、うやまう。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕 ノゾム・アフグ・ウヤマフ 〔字鏡集〕 オホイナルカシラ・ツツシム・ヨシ・ウヤマフ・ノゾム・アフグ・ウタフ
[熟語]
▶・敬▶・昂▶・若▶・然▶・望▶
16画
[説文解字]
[字形] 形声
声符は業(ぎよう)。〔説文〕六下に「魏郡の縣なり」とあり、城は斉の桓公の築いた所。魏がここに都した。
[訓義]
1. 地名。また、姓。
[熟語]
架▶・瓦▶・水▶
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報