日本歴史地名大系 「竜王下河原村」の解説 竜王下河原村りゆうおうしもがわらむら 山梨県:甲府市旧巨摩郡地区竜王下河原村[現在地名]甲府市下河原町・貢川(くがわ)一―二丁目富竹(とみたけ)村の西、富竹新田(現竜王町など)の東にある。北寄りを貢川が蛇行しながら南東流する。東西に甲州道中が通り、往還の長さは一町二〇間(宿村大概帳)。同往還沿いに家はなく、南へ分れる道沿いに集落がある。南境を御幸(おみゆき)道がほぼ東西に通る。天正一〇年(一五八二)九月五日の山本十左衛門尉宛の徳川家印判状写(古文書雑纂)に「下河原柳内」とみえ、本領である同所のうち一貫六〇〇文などが安堵されている。同所は翌一一年閏正月一四日にも再び安堵されている(「徳川家康印判状写」同書)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by