寛静(読み)かん(くわん)せい

普及版 字通 「寛静」の読み・字形・画数・意味

【寛静】かん(くわん)せい

ゆるやかで静か。〔礼記楽記にして靜か、柔にして正しきは、を歌ふに宜し。

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出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「寛静」の解説

寛静 かんじょう

901-979 平安時代中期の僧。
延喜(えんぎ)元年生まれ。真言宗寛平(かんぴょう)法皇(宇多天皇)にしたがって出家し,兄の寛空(かんぐう)から灌頂(かんじょう)をうける。天慶(てんぎょう)3年平将門(まさかど)の乱の鎮定祈願。貞元(じょうげん)2年(977)僧正となる。この間,東寺長者,高野山座主をつとめた。仁和寺(にんなじ)西院にすんだことから西院僧正とよばれた。天元2年10月11日死去。79歳。俗姓は文屋。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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