察度王(読み)さっとおう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「察度王」の解説

察度王 さっとおう

1321-1395 琉球の王。
察度王統初代。在位1350-95。玉城王8年生まれ。奥間大親(うふや)の子。母は羽衣伝説天女とされる。浦添按司(うらそえあじ)となり,のち英祖王統にかわって中山(ちゅうざん)王となる。明(みん)(中国)の太祖(洪武(こうぶ)帝)の要請で明と外交関係をむすび,進貢貿易をはじめる。東南アジア,朝鮮との貿易にもつくす。察度王46年10月5日死去。75歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android