審定(読み)シンテイ

デジタル大辞泉 「審定」の意味・読み・例文・類語

しん‐てい【審定】

[名](スル)よくしらべて決定すること。
「予其の目途を―して以て上申せしむ」〈妻木頼矩・日本教育史略〉

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精選版 日本国語大辞典 「審定」の意味・読み・例文・類語

しん‐てい【審定】

  1. 〘 名詞 〙 くわしくしらべて、定めること。
    1. [初出の実例]「その後支考、行脚の頃此寺に至りて、ことごとく審定(シンテイ)書付をそへたり」(出典:俳諧・随斎諧話(1819)坤)
    2. [その他の文献]〔史記‐張儀伝〕

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普及版 字通 「審定」の読み・字形・画数・意味

【審定】しんてい

詳しく調べ定める。〔貞観政要、論赦令〕太宗侍臣に謂ひて曰く、~宜しく詳らかに此の義を思ふべし。輕しく詔令を出だすべからず。必ず須(すべか)らく審定して、以て永式と爲すべしと。

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