寺井市(読み)てらいいち

日本歴史地名大系 「寺井市」の解説

寺井市
てらいいち

[現在地名]寺井町寺井

重友(しげとも)保(重友村)に成立していた中世の市。正和元年(一三一二)四月二六日の白山三社祭用途料貢進状案(三宮古記)によると、「寺井市」の住民某が三社(白山本宮・金剣宮・岩本宮)臨時祭礼の用途料に五一貫文を寄進している。また同年と推定される白山水引神人沙汰進分注文案(同書)に「河(手取川)ヨリ南方 寺井 安宅 福富 」とあり、白山宮に水引幕を上納し「水引神人」を称する紺掻業者の集住地の一つにあげられている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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