日本歴史地名大系 「寺和田村」の解説 寺和田村てらわだむら 岡山県:苫田郡鏡野町寺和田村[現在地名]鏡野町寺和田香々美(かがみ)川の両岸に展開する谷底平野の村落。東は西田辺(にしたなべ)村(現津山市)と藤屋(とうや)村、西は貞永寺(ていえいじ)村、南は和田(わだ)村、北は年信(としのぶ)村に接する。正保郷帳に高二八三石余、うち田方一八六石余・畑方九六石余とある。「作陽誌」では家数九三・人数四九六。枝村の香々美上村の村名は「作陽誌」所載の円通(えんつう)寺宛の慶長九年(一六〇四)の森忠政寺領寄進状にみえ、同書の寺和田村の項にも「去府二里三十丁、今別置香々美上村」とある。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報