寺小姓(読み)テラコショウ

デジタル大辞泉 「寺小姓」の意味・読み・例文・類語

てら‐こしょう〔‐こシヤウ〕【寺小姓】

住職そばに仕え、雑用を務めた少年男色相手ともなり、女が扮することもあった。寺若衆。ちご。

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精選版 日本国語大辞典 「寺小姓」の意味・読み・例文・類語

てら‐こしょう‥こシャウ【寺小姓】

  1. 〘 名詞 〙 寺にあって、住持の雑用をつとめた少年。男色の対象とされることが多く、女が扮(ふん)することもあった。寺若衆。ちご。
    1. [初出の実例]「竹一村の奥にちらりとお寺扈従(テラコシャウ)のみえける」(出典浮世草子好色一代男(1682)三)

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