寺本英(読み)テラモト エイ

20世紀日本人名事典 「寺本英」の解説

寺本 英
テラモト エイ

昭和・平成期の生物物理学者 京都大学名誉教授;兵庫大学経済情報学部教授。



生年
大正14(1925)年2月15日

没年
平成8(1996)年2月7日

出生地
島根県松江市

学歴〔年〕
京都帝国大学理学部物理学科〔昭和22年〕卒

学位〔年〕
理学博士

経歴
京都大学理学部生物物理学科助手、助教授を経て、昭和40年教授となり、63年退官。のち龍谷大学教授を経て、兵庫大学教授。著書に「生命の物理」「数理を通してみた生命」「エネルギーエントロピー」、訳書にM・アイゲン「自然と遊戯」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「寺本英」の解説

寺本英 てらもと-えい

1925-1996 昭和後期-平成時代の生物物理学者。
大正14年2月15日生まれ。昭和40年京大教授となる。のち竜谷大,兵庫大の教授。生態系の構造研究に数理モデルを導入し,数理生物学分野をきりひらいた。平成8年2月7日死去。70歳。島根県出身。京都帝大卒。著作に「ランダム現象数学」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android