対座(読み)タイザ

デジタル大辞泉 「対座」の意味・読み・例文・類語

たい‐ざ【対座/対×坐】

[名](スル)互いに向かい合ってすわること。また、その席。「机を隔てて―する」
[類語]円座車座膝詰め

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精選版 日本国語大辞典 「対座」の意味・読み・例文・類語

たい‐ざ【対座・対坐】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ( ━する ) 互いに相対してすわること。また、向かいあった座席
    1. [初出の実例]「親王大臣対座時、献盃者先欲大臣」(出典西宮記(969頃)八)
    2. 「碁盤を中に据ゑて迷亭君と独仙君が対坐して居る」(出典:吾輩は猫である(1905‐06)〈夏目漱石〉一一)
    3. [その他の文献]〔王維‐奉和楊駙馬秋夜即事詩〕
  3. 優劣がなく対等であること。また、上下のない対等の座。
    1. [初出の実例]「実には御製与文時詩対座に御座」(出典:江談抄(1111頃)五)

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