寿堂(読み)じゅどう

精選版 日本国語大辞典 「寿堂」の意味・読み・例文・類語

じゅ‐どう‥ダウ【寿堂】

  1. 〘 名詞 〙 死後の安楽を願うため、生きているうち自身で設けておく堂。
    1. [初出の実例]「平日の影、盛にしていまだ西天の雲に傾かざるに、寿堂の扉永く閉て、北邙の地に埋む事を」(出典:海道記(1223頃)逆川より鎌倉)
    2. [その他の文献]〔陸機‐挽歌詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「寿堂」の読み・字形・画数・意味

【寿堂】じゆどう(だう)

寿冢。〔東坡志林、七〕古今は、皆一室と爲す。獨り蜀人は、同にして異と爲す。其の堂を爲(つく)る。高さ眉にばず。~生の室、之れを壽堂と謂ふ。

字通「寿」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android