日本歴史地名大系 「寿松院」の解説 寿松院じゆしよういん 茨城県:常陸太田市田渡村寿松院[現在地名]常陸太田市田渡町里川の田渡(たわたり)堰から取入れる用水堀に沿った山麓にある。曹洞宗、無量山と号する。本尊は釈迦牟尼仏。寛文三年(一六六三)の開基帳(彰考館蔵)に、「寺内、五石五斗二升七合、禅宗沢山耕山寺末寺」とあり、門徒一ヵ寺、平僧一、百姓旦那五六九人が記される。創建は建治元年(一二七五)、太田城主佐竹義胤の開基で錦江の開山。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by