尊父(読み)ソンプ

デジタル大辞泉 「尊父」の意味・読み・例文・類語

そん‐ぷ【尊父】

他人の父を敬っていう語。
[補説]「尊父」「母堂」「芳名」「老公」などの語頭に「ご(御)」を付けるのは敬意重複になるが、書き言葉では多く使われる。
[類語]父君ふくん父君ちちぎみ父御御親父

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「尊父」の意味・読み・例文・類語

そん‐ぷ【尊父】

  1. 〘 名詞 〙 他人の父を敬っていう語。〔書言字考節用集(1717)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「尊父」の読み・字形・画数・意味

【尊父】そんぷ

他人の父の敬称。〔顔氏家訓風操そ人と言ふに、彼の母・世母・び長姑には、皆の字を加へ、叔より已下には、則ち賢の字を加ふるは、の差なり。

字通「尊」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android