尊親(読み)ソンシン

デジタル大辞泉 「尊親」の意味・読み・例文・類語

そん‐しん【尊親】

親を尊ぶこと。
尊いことと親しいこと。また、尊び親しむこと。
「―ともに是をかねたるは父一人なり」〈曽我一一

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精選版 日本国語大辞典 「尊親」の意味・読み・例文・類語

そん‐しん【尊親】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 尊いことと親しいこと。また、尊ぶことと親しむこと。
    1. [初出の実例]「一家之礼已如尊親、誠是大慶也」(出典:中右記‐承徳元年(1097)一二月八日)
    2. 「君はたっとくしてしたしからず、母はしたしくしてたっとからず、そんしんともに是をかねたるは、父一人なり」(出典:曾我物語(南北朝頃)一一)
    3. [その他の文献]〔礼記‐中庸〕
  3. 親を尊ぶこと。また、尊い親。〔広益熟字典(1874)〕 〔杜甫‐重贈鄭錬〕
  4. 他人の親を敬っていう語。

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普及版 字通 「尊親」の読み・字形・画数・意味

【尊親】そんしん

尊び親しむ。

字通「尊」の項目を見る

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