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導電性ガラス どうでんせいガラスconductive glass

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

導電性ガラス
どうでんせいガラス
conductive glass

ガラスの表面に透明導電膜をつけたもの。一般に広く用いられるのは透明導電膜として酸化スズ SnO2 や酸化インジウム In2O3 を主成分とする薄膜を用いたものであり,酸化スズを主成分とするものはネサガラスとも呼ばれる。ガラスの基板上に塗布した塩化スズ SnCl2 や塩化インジウム In2Cl3 を酸化させるなどして膜状につくる。導電率を制御するために,少量のアンチモンやインジウムなどが加えられる。 EL素子や撮像管などの透明電極として用いられる。また,これとは別に,V2O5 ,WO3 ,BaO ,P2O5 などを混合したものを空気中で加熱してつくったガラスは導電性があり,これを半導体ガラス semiconductive glassと呼ぶことがある。この半導体ガラスはすぐれた負性抵抗を示し,その抵抗値が温度に対して敏感なところからサーミスタとして利用される。

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