小六(読み)コロク

デジタル大辞泉 「小六」の意味・読み・例文・類語

ころく【小六】

小六節」の略。
小六ぞめ」の略。

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精選版 日本国語大辞典 「小六」の意味・読み・例文・類語

ころく【小六】

  1. [ 1 ]
    1. [ 一 ] 小六節(ころくぶし)にうたわれた馬方の小六のこと。慶長一五九六‐一六一五)頃の人。江戸赤坂に住み、西国生まれの美男小唄名手という。
      1. [初出の実例]「ころく生れは西のをくに、ころくそをだちやほほほんほほほん」(出典:糸竹初心集(1664)下)
    2. [ 二 ]ころくぶし(小六節)」の略。
      1. [初出の実例]「うつり香の羽織を首にひきまきて〈珍碩〉 小六うたひし市のかへるさ〈同〉」(出典:俳諧・ひさご(1690))
  2. [ 2 ] 〘 名詞 〙ころくぞめ(小六染)」の略。

こ‐ろく【小六】

  1. 〘 名詞 〙 小型の虫かご。⇔大六(おおろく)

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歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典 「小六」の解説

小六
(通称)
ころく

歌舞伎浄瑠璃外題
元の外題
関東小六 など
初演
元禄10.3(江戸・山村座)

出典 日外アソシエーツ「歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典」歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典について 情報

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