小内村(読み)こうちむら

日本歴史地名大系 「小内村」の解説

小内村
こうちむら

[現在地名]大多喜町小内

笛倉ふえぐら村の北西西畑にしはた川右岸に位置する。笛倉村枝郷。文禄三年(一五九四)三月一〇日の西之畑之内小内村坪入改帳(小内区有文書)では永高五貫八二五文、田畑の名請人八、屋敷地五筆で名請人五。寛永一〇年(一六三三)の西之畠村々高割帳(君塚家文書)では高四四石余。同一二年の検地帳写(小内区有文書)では田一町五反余・畑四町八反余(うち茶畑一町二反余)で、名請人一四、屋敷地一〇筆で名請人一〇。文政一〇年(一八二七)の岩槻藩領村々書上帳では新田一石余(四反余)年貢は米八石余・永五貫九七六文余・山役薪三二束・酒役永一九六文余、家数一三・人数六三、うち出家一。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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