デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「小出三尹」の解説 小出三尹 こいで-みつまさ 1589-1642 江戸時代前期の大名。天正(てんしょう)17年生まれ。小出秀政の4男。次兄秀家の養子となり,慶長8年(1603)その遺領をつぐ。9年長兄吉政の跡をついで但馬(たじま)(兵庫県)出石(いずし)藩主となった甥(おい)吉英(よしひさ)より1万石を分与され,和泉(いずみ)(大阪府)陶器藩主小出家初代。大坂の陣では徳川秀忠にしたがう。金森宗和(そうわ)に茶の湯をまなんだ。寛永19年4月29日死去。54歳。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例