小出有三(読み)コイデ ユウゾウ

20世紀日本人名事典 「小出有三」の解説

小出 有三
コイデ ユウゾウ

昭和期の教育家,僧侶(曹洞宗) 愛知学院長。



生年
明治26(1893)年3月26日

没年
昭和40(1965)年3月29日

出生地
愛知県名古屋市

学歴〔年〕
早稲田大学文学科〔大正6年〕卒

経歴
愛知県立第五、半田一宮の各中学校教諭の後、昭和20年私立愛知中学校長、24年愛知学院初代院長となった。同学院に高等学校、短期大学、大学、大学院を創設、校長、学長を務め、文部省大学設置審議会委員、私立大学審議会委員、愛知県私学総連合会長、日本私立大学協会理事、日本私立短期大学協会理事、愛知大学野球連盟会長を歴任、私学振興に尽くした。一方、宗教家でもあり、明治39年得度、昭和9年照連寺住職、33年曹洞宗大学教師、日本仏教徒文化交流協会顧問、日本印度仏教学会理事なども務めた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「小出有三」の解説

小出有三 こいで-ゆうぞう

1893-1965 昭和時代教育者,僧。
明治26年3月26日生まれ。曹洞(そうとう)宗の名古屋照運寺住職。愛知中学校長をへて,昭和24年愛知学院の初代学院長となり,新制中学高校ほか,短大,大学を創設した。昭和40年3月29日死去。72歳。愛知県出身。早大卒。旧姓伊藤

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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