小原春造(読み)おはら しゅんぞう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「小原春造」の解説

小原春造 おはら-しゅんぞう

1762-1822 江戸時代後期の医師,本草家。
宝暦12年生まれ。小野蘭山(らんざん)に本草学をまなび,各地医学修業。寛政6年阿波(あわ)徳島藩にまねかれ,医師学問所の講主となる。藩内外各地をめぐり物産の調査をおこなった。文政5年11月死去。61歳。京都出身。名は俊悦。字(あざな)は就正。号は峒山。編著に「阿淡産志」「薬籠本草」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android