日本歴史地名大系 「小嶋村」の解説 小嶋村こじまむら 奈良県:天理市二階堂地区小嶋村[現在地名]天理市小島(こじま)町嘉幡(かばた)村と合場(あいば)村の中間、大和(初瀬)川北岸に所在。「日本書紀」雄略天皇一三年三月条の歌に<資料は省略されています>とある山辺小嶋子の居住地とする説がある。「経覚私要鈔」康正二年(一四五六)四月一六日条に「畑経胤巡礼者、今日小嶋逗留、明日可出南都之由聞云々彦三郎男注進了」とある。慶長郷帳に「小島村」とあり、村高八〇・九六石、近世を通じ旗本山口氏(直友系)の所領。 小嶋村こじまむら 三重県:桑名郡長島町小嶋村[現在地名]長島町小島(こじま)長島輪中にあり、西は間々(ママ)村、東は篠橋(しのはし)新田に接する。「長島古今図考」に載せる江戸初期の長島古絵図によれば中川(なかがわ)村・(ママ)(間々)村と一曲輪で、西方の西川(にしがわ)村・中川村に対して東川(ひがしがわ)村と称していたが、元和年中(一六一五―二四)に小嶋村と改めた。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by