小林桂助(読み)コバヤシ ケイスケ

20世紀日本人名事典 「小林桂助」の解説

小林 桂助
コバヤシ ケイスケ

昭和・平成期の鳥類研究家 元・小林桂会長;兵庫県野鳥の会会長。



生年
明治41(1908)年6月6日

没年
平成12(2000)年1月10日

出生地
神奈川県横浜市

出身地
群馬県(籍)

旧姓(旧名)
小林 賢三(コバヤシ ケンゾウ)

学歴〔年〕
神戸商大(現・神戸大学)〔昭和7年〕卒

主な受賞名〔年〕
日本鳥学会賞(第2回)〔昭和32年〕,兵庫県文化賞〔昭和38年〕,兵庫県薬事功労賞〔昭和50年〕,神戸新聞平和賞〔昭和52年〕,兵庫県教育功労賞〔昭和53年〕,勲五等双光旭日章〔昭和57年〕,文部大臣賞〔昭和58年〕

経歴
昭和2年から神戸に住み、8年貿易会社の小林桂に入社。会長、のち相談役を務めた。その傍ら、世界各地を巡り、ひなが巣立った後の鳥の巣を収集、鳥卵学の世界的権威として知られる。著書英文の「The Eggs of Japanese Bird」(全16巻)、「原色日本鳥類図鑑」「野鳥の世界」など多数。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「小林桂助」の解説

小林桂助 こばやし-けいすけ

1908-2000 昭和-平成時代の鳥類研究家。
明治41年6月6日生まれ。薄荷(はっか)輸出業「小林桂」の3代目をつぐ。家業のかたわら鳥の生態を調査する。鳥卵学の研究で世界的に知られ,イギリス,アメリカ,フランス各鳥学会の名誉会員。平成12年1月10日死去。91歳。神奈川県出身。神戸商業大(現神戸大)卒。本名は賢三。著作に「原色日本鳥類図鑑」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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