小栗内外大神宮(読み)おぐりないげだいじんぐう

日本歴史地名大系 「小栗内外大神宮」の解説

小栗内外大神宮
おぐりないげだいじんぐう

[現在地名]協和町小栗

小栗の丘陵の麓に森に囲まれて鎮座する。祭神は、内宮が天照大神で、相殿に天手力男神・万幡豊秋津姫命を祀り、外宮は豊受大神で、相殿に瓊瓊杵尊・天児屋根命・天太玉命を祀る。旧村社。社伝によれば継体天皇二七年の創建といい、伊勢神宮領であった小栗御厨鎮守であり、御厨内五九ヵ村を氏子としたという。社殿造営は大同元年(八〇六)・延宝七年(一六七九)・宝暦三年(一七五三)などに行われ、周辺の武将寄進も多かったといわれる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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