小止み(読み)コヤミ

デジタル大辞泉 「小止み」の意味・読み・例文・類語

こ‐やみ【小止み/小×歇み】

雨や雪などがしばらくの間降りやむこと。おやみ。「雪が―なく降る」
[類語]小降り雨脚降雨ひと雨雨降り大降り本降りざあざあ降り土砂降り横殴り吹き降り車軸を流す・天の底が抜けたよう

お‐やみ〔を‐〕【小止み】

雨・雪などが少しの間降りやむこと。「雨が小止みになる」

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精選版 日本国語大辞典 「小止み」の意味・読み・例文・類語

こ‐やみ【小止・小歇】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「こ」は接頭語 ) 物事の動きがしばらくやむこと。雨や雪などが少しの間降りやむこと。おやみ。
    1. [初出の実例]「浮世の風こやみするところには 朝霧渡れる水の音に驚き覚る折もあり」(出典:蓬莱曲(1891)〈北村透谷〉一)

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