小河一順(読み)おごう かずのぶ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「小河一順」の解説

小河一順 おごう-かずのぶ

1836-1872 幕末武士
天保(てんぽう)7年生まれ。豊後(ぶんご)(大分県)岡藩士。米良東嶠(めら-とうきょう)に漢学をまなぶ。小河一敏(かずとし)の養子となり,近習物頭兼廟役(びょうやく)をつとめた。養父を補佐して尊攘(そんじょう)運動をすすめ,藩論統一につくした。明治2年岡藩小参事。明治5年6月死去。37歳。本姓長沢通称は健助,六左衛門,結城。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android