小泉改革(読み)コイズミカイカク

デジタル大辞泉 「小泉改革」の意味・読み・例文・類語

こいずみ‐かいかく〔こいづみ‐〕【小泉改革】

小泉純一郎政権が掲げた新自由主義的な政治方針。また、それによる社会の変化。
[補説]小泉は1990年代以降の景気低迷長期化の原因を、官僚機構の肥大化と民間への過剰な規制に求め、それらの解消をとなえた。具体的には郵政民営化道路関係四公団民営化地方財政を見直す三位一体改革などを推進。平成17年(2005)の総選挙ではこれが支持を集めて自民党は圧勝したが、格差社会を現出させたとして、後の同党や民主党の政権は改革のスピードを緩める政策をとった。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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