小玉森(読み)こだまむい

日本歴史地名大系 「小玉森」の解説

小玉森
こだまむい

[現在地名]国頭村比地

比地ひじにある拝所。クダマムイともいう。貴重な植物群落地でもあり、比地の小玉森の植物群落として県の天然記念物に指定されている。比地集落東方の標高約四〇メートルの小高い丘にあり、神アサギが配置された拝所の広場ではウンジャミをはじめとする重要な集落の年中行事が行われるなど大切な聖域である。小玉森の植生は明瞭な階層構造をなし、胸高直径が一六〇センチほどのアカギをはじめフクギホルトノキタブノキ、クスノハカエデなどが高木層として樹冠を構成、リュウキュウガキ、ヤブニッケイなどが亜高木層を、クロツグシロダモなどが低木層を、オオイワヒトデホシダなどが草本層を形成する。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 ひじ

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む