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小田穀山 おだ こくざん

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

小田穀山 おだ-こくざん

1740-1804 江戸時代中期-後期の儒者。
元文5年1月15日生まれ。江戸にでて片山兼山にまなび,のちに四谷に塾をひらいた。文化元年6月6日死去。65歳。越後(えちご)(新潟県)出身。本姓は佐藤。名は煥章,敏。字(あざな)は子文。通称は定右衛門。著作に「周易古伝考」「毛詩古伝」など。

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書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

小田穀山

没年:文化1.6.6(1804.7.12)
生年:元文4(1739)
江戸中期の儒学者。本姓佐藤氏,名は煥章,字子文,通称定右衛門,穀山と号す。元来,越後頸城郡竹直村(新潟県中頸城郡吉川町)の名主であったが家人を残して江戸へ出奔。儒学,なかでも漢唐の古注家をもって任じ家塾を営んだ。豪放にして弄世諧謔を好み,経学の傍ら,越後の民謡にあたかも『詩経』を解するがごとく謹厳な漢文の訓詁注釈を施した『越風石臼歌』を刊行したりした。民間俗言の本義を追究した『邇言解』では,たとえば「嫉妬」を考察しつつ次第に夫婦喧嘩での罵倒語を,畜生,性悪,ハリツケ,モモンジイなどと22語も開陳するといった,冗談か本気か分からぬエンターテインメント性を発揮している。大田南畝らとも気脈を通じ,近世中・後期を代表する奇人。<参考文献>森銑三「越風石臼歌の著者」(『森銑三著作集』10巻)

(宮崎修多)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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