小百合葉子(読み)サユリ ヨウコ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「小百合葉子」の解説

小百合 葉子
サユリ ヨウコ


肩書
劇団たんぽぽ主宰

本名
山下 みゑ

生年月日
明治34年 9月25日

出生地
静岡県 浜松市

学歴
西遠女子学園(浜松市)〔大正7年〕卒

経歴
戦前から戦中にかけて、劇団芸術小劇場やラジオ女優として活躍。戦後故郷の浜松市に住み、劇団たんぽぽを創設。以来児童演劇一筋に生きた。「戦後児童演劇の生き証人」といわれ、多数の賞を受賞。昭和60年には、日本児童演劇協会が制定した「O夫人児童演劇賞」の第1回受賞者にも選ばれた。

所属団体
教育演劇研究協会(理事長)

受賞
藍綬褒章〔昭和43年〕,勲四等瑞宝章〔昭和57年〕 静岡県教育功労賞〔昭和35年〕,浜松ユネスコ谷口賞(第2回)〔昭和43年〕,吉川英治賞(第3回)〔昭和44年〕,久留島武彦文化賞〔昭和55年〕,中日新聞社社会功労賞〔昭和57年〕,国際ソロプチミスト静岡クラブ千嘉代子賞〔昭和59年〕,O夫人児童演劇賞(第1回)〔昭和60年〕

没年月日
昭和61年 1月13日 (1986年)

伝記
小百合葉子と「たんぽぽ」 本田 節子 著(発行元 東海大学出版会 ’86発行)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

20世紀日本人名事典 「小百合葉子」の解説

小百合 葉子
サユリ ヨウコ

昭和期の児童劇団主宰者 劇団たんぽぽ主宰。



生年
明治34(1901)年9月25日

没年
昭和61(1986)年1月13日

出生地
静岡県浜松市

本名
山下 みゑ

学歴〔年〕
西遠女子学園(浜松市)〔大正7年〕卒

主な受賞名〔年〕
静岡県教育功労賞〔昭和35年〕,浜松ユネスコ谷口賞(第2回)〔昭和43年〕,藍綬褒章〔昭和43年〕,吉川英治賞(第3回)〔昭和44年〕,久留島武彦文化賞〔昭和55年〕,勲四等瑞宝章〔昭和57年〕,中日新聞社社会功労賞〔昭和57年〕,国際ソロプチミスト静岡クラブ千嘉代子賞〔昭和59年〕,O夫人児童演劇賞(第1回)〔昭和60年〕

経歴
戦前から戦中にかけて、劇団芸術小劇場やラジオで女優として活躍。戦後は故郷の浜松市に住み、劇団たんぽぽを創設。以来児童演劇一筋に生きた。「戦後児童演劇の生き証人」といわれ、多数の賞を受賞。昭和60年には、日本児童演劇協会が制定した「O夫人児童演劇賞」の第1回受賞者にも選ばれた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「小百合葉子」の解説

小百合葉子 さゆり-ようこ

1901-1986 昭和時代後期の児童劇団主宰者。
明治34年9月25日生まれ。戦前,戦中は芸術小劇場やラジオ,映画に出演。昭和20年長野市で劇団信濃芸術座を結成。22年郷里の静岡県浜松にかえり,劇団たんぽぽに改組して,全国で公演。小・中学校で演劇教室をひらくなど,児童演劇の普及につくした。44年吉川英治文化賞。昭和61年1月13日死去。84歳。本名は山下みゑ。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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