小皆坂村(読み)こかいざかむら

日本歴史地名大系 「小皆坂村」の解説

小皆坂村
こかいざかむら

[現在地名]上郡町旭日あさひ

大皆坂おおかいざか村の北、千種ちくさ川支流岩木いわき川源流域の山間に位置する。北側の峠越えで佐用郡西新宿にししんじゆく(現上月町)を経て美作備前両国へ通じる山道、また千種鉄を運んだという通称鉄の道も坂を越えて美作・備前へ通じていた。慶長国絵図に「こかい坂」とみえる。江戸時代の領主の変遷は元禄一四年(一七〇一)までは上郡村に同じ。同年から享保元年(一七一六)まで幕府領、以降は安志藩領(上郡町史)正保郷帳では田高三六石余・畠高七二石余。宝暦一二年(一七六二)の村明細帳(庄家文書)によれば、反別一三町二反余、家数二一・人数一〇四、牛八。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む