日本歴史地名大系 「小窪村」の解説 小窪村おくぼむら 富山県：氷見市小窪村[現在地名]氷見市小窪上庄（かみしよう）川の中流域、東は新保（しんぼ）村、西は日名田（ひなた）村、南は田江（たえ）村。早借（はやかし）村境を上庄川が北流する。正保郷帳の高三〇三石余、田方一三町五反余・畑方六町七反余。寛文一〇年（一六七〇）の村御印の草高三二〇石・免五ツ六歩、小物成は山役一〇五匁（三箇国高物成帳）。宝暦一四年（一七六四）の書上（三州旧蹟志）によれば産物は茣蓙。明暦二年（一六五六）の加納組高覚帳（円仏家文書）によれば百姓四四・頭振二。 小窪村おくぼむら 石川県：羽咋郡富来町小窪村[現在地名]富来町小窪赤崎（あかさき）村の北に続く海辺の村。垣内に登凡計（とぼけ）がある（三州地理志稿）。北の鹿頭（ししず）村からの分村と伝え、正保郷帳でも鹿頭村九七〇石余に含まれたとみられる。寛文一〇年（一六七〇）の村御印には高二〇八石、免四ツ、小物成は山役五八匁・苦竹役一〇匁、鳥役一匁（出来）・猟船櫂役一一五匁（出来）・旅舟役四一匁（退転）・三歩半口銭五四・一匁（出来）とある（三箇国高物成帳）。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by
