小笠原菊次郎(読み)オガサワラ キクジロウ

20世紀日本人名事典 「小笠原菊次郎」の解説

小笠原 菊次郎
オガサワラ キクジロウ

明治〜昭和期の実業家 富士製紙専務。



生年
明治8年7月8日(1875年)

没年
昭和8(1933)年1月5日

出生地
愛媛県

学歴〔年〕
大阪商業学校〔明治29年〕卒

経歴
明治29年日本綿花に入社、上海支店長となったが、思惑取引の失敗で41年退社。翌年三井物産に入り、小樽支店、木材加工の工場長を経て、大正2年三井合名に移籍樺太のパルプ工場建設を管轄、同工場の王子製紙移管に伴い4年王子製紙に転じ取締役、次いで常務となり、共栄起業専務を兼ねた。昭和4年富士製紙専務に出向、8年の王子製紙による富士、樺太工業3社合同の陰の立役者として尽力した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「小笠原菊次郎」の解説

小笠原菊次郎 おがさわら-きくじろう

1875-1933 大正-昭和時代前期の実業家。
明治8年7月生まれ。三井物産をへて大正元年三井合名が創立した樺太(からふと)紙料にはいる。4年合併した王子製紙の役員となり,のちの王子製紙,富士製紙,樺太工業3社の製紙企業合同につくした。昭和8年1月5日死去。59歳。愛媛県出身。大阪商業卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「小笠原菊次郎」の解説

小笠原 菊次郎 (おがさわら きくじろう)

生年月日:1875年7月8日
明治時代-昭和時代の実業家。王子製紙取締役
1933年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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